「言葉と香りワークショップ」2017年3月25日(土)9:30 - 12:00 Amleteron
この日は「春」をテーマに言葉を持ち寄っていただき、香りをつくりました
ワークショップのはじまりは「香りを視る」
なんの香りかお伝えせず、軽く目を瞑っていただいて、試香紙から漂う香りに身をゆだね
その香りから、どんな景色が視えてくるか、声の誘導をもとに感じていただきます
「香りを視る」で大切なのは
なんの香りなのか?考えるのではなく、どんな香りなのか?感じること
この日はテーマ「春」に合わせて『蕾』の香り
どんな香りに感じられたか、うかがってみると・・・
・「ほの暗くて、静か」「中は暗く、外は明るい」「薄明るくて、でもまだ暗い」など
ディテールは違えども、これから花を咲かせる、光に向かって開いてく『蕾』のような印象
・「朝」に感じたと、お話しくださる方も
これも、その日のはじまりと、捉えると『蕾』のようにも感じられます
・「天蓋付きのベッド」とお答えくださった方もいましたね
守られていて、ふかふかでまるで『蕾』の様
『蕾』の香りです。とお伝えしていないのに、ちゃんと感じることができる力
元々持っているそんな力を、改めて嗅覚が教えてくれたようでした
また、香りをつくったご本人に、言葉を読んでいただきながら、テイスティングする場面では
その日はじめて出会った人なのに、相手が何を感じているか、香りで想いが通じ合ったり
「(はじけるような)パチパチ」と感じる。と、感想をお話されたことで、
つくったご本人も「そうそう」となったり
香りを介して、ほかのだれかと心が通い、自分自身の内面と繋がることもができるそんな、香りの力も感じられるワークショップでした
ご参加の皆さま、Amleteronさま、ありがとうございました
また、お会いできますように
東京都杉並区高円寺北2-18-10 (高円寺駅より徒歩4分)
春の言葉 春の香り
竹久夢二作『花』
「草に結んだ露は夢からさめ、鈴蘭はいちはやく朝の鐘を鳴らしました」
シシリー・メアリー・パーカー作『花の妖精たち』
「花たちゆれるよ茎の上で 花たち白いよ雪のように 花たちは夜明けてみる 暁の光の美しさ」
自作
「ホワイトパルプフィクション」
谷川俊太郎作
「じぶんの うぶごえに みみをすます」
椿栞作『八月の水』
「はじまり 昨日の続きの今日」
木多久里須作『星の腐葉土』
「辺りに漂う花粉は 眠る人に吸い込まれ 胸の奥に華咲かす」
buncharmm作『午後1:43 2015年3月3日』
「沈丁花も、もう咲きたそうにしているのを見た。」
この日のお菓子は 西荻窪 Kiesさんのものでした
とっても美味しかったです
ごちそうさまでした
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◯ 場所 :Kies キーズ
東京都杉並区西荻北4-35-5 中村ビルA
東京都杉並区西荻北4-35-5 中村ビルA
◯ WEB:www.heyheykies.com
「言葉と香りワークショップ」は、これからも続いていきます
お知らせは、このNEWSページでさせていただきますので
機会がありましたら、ぜひご参加くださいませ